トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

漢字

文書作成にパソコンを長く使っていると,漢字が書けなくなるということはよく言われることである.また,漢字の書き方を忘れたときに,参考のためにパソコン上でその文字を表示してみると,明朝体フォントであるために手書き文字との乖離が大きく,参考にならないケースがある.また,筆順は基的に分からない.ということで,漢字を手書きする際の参考資料となるものを調べておくことにした.フォントデータ,WWWコンテンツといったパソコン上で利用可能なものだけでなく,書籍などについても適宜記述しておく予定.

フォント

手書きの参考にするのによいフォントとして一般的なものは「教科書体」フォントであろう.教科書体フォントが,厳密な意味で手書きの参考にしてよいフォントなのかどうかはまだちゃんと調べていないが,一般的にはまあ問題は無いと思われる.

ところが,教科書体フォントは有償なものばかりで,かつ個人が手軽に購入して使うことを想定したような製品があまりない.教育的な観点からは,明朝体やゴシック体のフォントばかりを見ていると漢字の学習上はあまりよくないように思うので,教科書体くらいはOSが標準で搭載してもらいたいように思う.

モトヤという会社の教科書体フォントが会員登録した上で無償利用できるらしいが,制限事項や字数などいろいろめんどうな感じなので今のところ試す予定は無い.この会社は教育向けフォントを3年の期限付きで3150円という価格で販売もしている.この期限付きというのが,どうもひっかかるのでこちらも試していない.

ということで,まだ自分にとって適当と思われる教科書体フォントは見つかっていない.書き方を調べる用途としては,次項目で挙げているフリーの筆順フォントでまあまあ代替できるような気がする.

書き順

書き方だけでなく,書き順も忘れがちなものである.漢字の場合は基ルールを覚えておけばほぼ間違いの無い書き順で書けるはずだが,気になったときにパッと調べられないのは気持ち悪いし,また簡単に調べられるべきであるように思う.
コンピュータ上で書き順を調べる手段としては,筆順を示すための専用フォントの利用,筆順学習用のWWWコンテンツが挙げられる.筆順用フォントは,一画ずつ増えていく形で筆順を示すタイプと,シンプルに筆順を示す番号を追加したものの2種類があるようだ.前者は有償のものばかりで,後者はフリーのものがある.

書籍

雑学